画面の明るさを変えたい場合に xrandr コマンドを使って明るさを変更する方法を備忘録として書き残しておきます。
環境は Linux Mint 22.1 “Xia” MATE Edition です。
画面の明るさを変更する
明るさは --brightness
オプションを使います。指定範囲は 0.00〜1.00 までで、数字を大きくすれば画面が明るくなり数字を小さくすれば画面が暗くなります。
$ ConnectedDisp=$(xrandr | grep " connected" | cut -f 1 -d " ")
$ xrandr --output ${ConnectedDisp} --brightness 0.8
しかし、このままシステムを再起動すると元の状態に戻ってしまうので、以下の手順で設定を恒久化します。
画面の明るさを変更するスクリプトを作成
/etc/lightdm ディレクトリに「brightness.sh」を作成します。
$ sudo nano /etc/lightdm/brightness.sh
以下の内容をコピペして保存します。
#!/bin/bash
ConnectedDisp=$(xrandr | grep " connected" | cut -f 1 -d " ")
xrandr --output ${ConnectedDisp} --brightness 0.8
先ほど作成した brightness.sh に実行権限を付与します。
$ sudo chmod +x /etc/lightdm/brightness.sh
brightness.shをログイン画面で実行させる
/etc/lightdm/lightdm.conf.d 以下に設定ファイルを作成します。
$ sudo nano /etc/lightdm/lightdm.conf.d/99-brightness.conf
以下の内容をコピペして保存します。
[SeatDefaults]
display-setup-script=/etc/lightdm/brightness.sh
最後にシステムを再起動して、設定を反映させます。
$ sudo reboot
参考にさせていただいたサイト様

Linuxでログイン後に画面の明るさを自動で設定する方法 - 小技チョコレート
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