端末でパスワードを入力した後のタイムアウト時間を変更する

Linux

端末(ターミナル)でsudoコマンドを実行し一度パスワードを入力すると、デフォルトでは15分間パスワード無しで sudo コマンドを実行できますが、この時間を長くしたり短くしたりする方法を今回は備忘録を兼ねて紹介したいと思います。

環境は Linux Mint 22.1 “Xia” MATE Edition です。

パスワード入力後のタイムアウト時間を変更する

まず [Ctrl] + [Alt] + [T] で端末(ターミナル)を開きます。次に /etc/sudoers を編集するコマンドであるvisudoコマンドを実行します。

$ sudo visudo

Defaults env_reset」と書かれている行があるのでその直下に以下を入力します。

Defaults        timestamp_timeout=20

timestamp_timeout= に続く数字は、一度sudoコマンドでパスワードを入力したら
何分間パスワード無しでsudoコマンドを実行できるか指定しています。上記の場合だと20分ですね。

sudoコマンド実行時に毎回パスワード入力を要求するようにする

sudoコマンドを入力する度に、毎回パスワードを入力させたい場合は timestamp_timeout=0 のように 0 を入力します。

sudoコマンド実行する際にパスワード入力をしないようにする

またパスワード入力そのものを無効化しパスワード入力なしでsudoコマンドを実行したい場合は timestamp_timeout=-1 のように -1 を入力します。


編集が終わったら [Ctrl] + [O] を押した後 [Enter] で変更内容を保存し [Ctrl] + [X] で編集を終了すれば、無事に設定完了です。

コメント