Bluefishは、プログラミングやウェブページ作成のためのオープンソースでフリーなテキストエディタです。インストールする方法は大きく分けて、aptを使う方法とソースコードからコンパイルする方法の2つがありますが、前者のaptを使う方が遥かに簡単で手っ取り早いので、初心者の人はこちらを選択すると良いと思います。
環境は Linux Mint 21.2 “Victoria” MATE Edition 64bit です。
aptを使ってインストールする方法
まず、以下の画像のようにパネルから画面のようなアイコンをクリックして端末を開きます。
次に以下のコマンドを実行すればインストールが完了します。
$ sudo apt install bluefish
ソースコードからコンパイルする方法
下準備
まずは端末を開き、以下のコマンドを実行してパッケージの情報を更新をします。
$ sudo apt update
次にコンパイルに必要なパッケージを事前にインストールしておきます。
$ sudo apt install automake autoconf make libtool autopoint libgtk-3-dev libxml2-dev
必須ではありませんが、以下のパッケージもインストールしておきます。
$ sudo apt install libenchant-2-dev libgucharmap-2-90-dev python3-dev
ソースコードの取得とビルド
最新のソースコードは以下からダウンロードすることができます。
/bluefish/stable/source
2023年11月4日現在、バージョン2.2.14が最新版となっていますので、今回はこの最新版のソースコードを取得します。
いちいちブラウザからダウンロードするのは面倒なので、ここでは端末からwgetを使ってソースコードを取得し、tarコマンドでダウンロードした圧縮ファイルを解凍します。
$ wget -O bluefish-2.2.14.tar.bz2 https://www.bennewitz.com/bluefish/stable/source/bluefish-2.2.14.tar.bz2
$ tar -jxvf bluefish-2.2.14.tar.bz2
後は、以下のコマンドを実行してソースコードをコンパイルすればOKです。
$ cd bluefish-2.2.14
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
「メニュー」→「全ての一覧」に「Bluefish Editor」のアイコンが表示されていたらインストール完了です。メニューにBluefishのアイコンが現れない場合は、一度パソコンを再起動させればアイコンが現れます。
参考にさせていただいたサイト様
Bluefish Editor : Home
Home of the Bluefish Editor, a powerful editor targeted towards programmers and webdesigners. It supports working with l...
Compiling Bluefish from source - Bluefish Wiki
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