Linux には BleachBit という便利なお掃除ソフトがあり、これを使えばGUIから簡単にキャッシュや不要なファイルを削除できますが、ここではあえて端末(CUI)からキャッシュを削除する方法をご紹介したいと思います。
ちなみに BleachBit のインストール方法は以前の記事で取り上げていますので、よろしければご覧ください。
サムネイル画像のキャッシュを削除する
サムネイル画像のキャッシュは時間とともに増えていくのでキャッシュの定期的な削除は必須ですね。
$ rm -rf ~/.cache/thumbnails/*
ブラウザのキャッシュを削除する
ブラウザのキャッシュも時間とともに増えていくので、定期的に削除した方が良いです。
Google Chrome のキャッシュを削除する
$ rm -rf ~/.cache/google-chrome/*
Chromium のキャッシュを削除する
deb版Chromiumのキャッシュを削除する場合
$ rm -rf ~/.cache/chromium/*
snap版Chromiumのキャッシュを削除する場合
$ rm -rf ~/snap/chromium/common/.cache/*
Firefox のキャッシュを削除する
deb版Firefoxのキャッシュを削除する場合
$ rm -rf ~/.cache/mozilla/firefox/*
snap版Firefoxのキャッシュを削除する場合
$ rm -rf ~/snap/firefox/common/.cache/*
Vivaldi のキャッシュを削除する
$ rm -rf ~/.cache/vivaldi/*
APTキャッシュを削除する
apt経由でダウンロードしてインストールしたパッケージはアンインストール後でも /var/cache/apt にキャッシュとして残ります。以下のコマンドを実行してどれくらいキャッシュがあるか確認します。
$ sudo du -sh /var/cache/apt
キャッシュの容量が確認できたら、以下でキャッシュを削除します。
$ sudo apt clean
他にも以下のコマンドで、不要になったパッケージを削除することができます。
$ sudo apt autoremove
コメント