今まで使ってきたステレオスピーカー「JBL Pebbles」に不満点があったので、思い切って「Creative Stage Air V2」に買い替えてみました。そこで製品の使用感などをレビューしていきたいと思います。
まずは開封
サウンドバー本体の重量はおよそ1.23kgと片手でも持ち上げられる重さですが、410mmと横に長いので両手で持ったほうが安定します。
内容物一覧
- サウンドバー本体
- USB-C to USB-A 変換ケーブル (約1.2m)
- 3.5mm ステレオケーブル (約1.2m)
- クリックスタートガイド (日本語を含む多言語対応)
- 保証書 (日本語を含む多言語対応、保証期間は1年間)
- 安全上の注意書き (多言語対応、日本語なし)
製品の仕様
チャンネル: 2.0(ステレオ)
製品の寸法: 約410 x 94 x 75 mm
重量: 約1.23kg
スピーカー出力: 5W x2 RMS (ピーク出力20W)
周波数特性: 80Hz~20kHz
入力端子: USBオーディオ入力、3.5mmステレオAUX入力
Bluetooth: 対応
- バージョン: Bluetooth 5.3
- プロファイル: A2DP(ワイヤレスステレオBluetooth)、AVRCP (Bluetoothリモートコントロール)
- コーデック: SBC
- 通信距離: 約10m (見通し距離)
電源
- 電源タイプ: 内蔵充電式リチウムイオン バッテリー (2,200 mAh)
- 充電: USB 5V / 2A
- 電池持続時間: 最大約6時間
- 充電時間: 約3時間 (5V 2Aで充電した場合の目安)
Creative Stage Air V2 の操作方法
電源のオンオフ: 本体に付いている電源ボタンを2秒押し続けます。
オーディオ出力の切替: 電源ボタンを押します。LEDランプが青の時は「Bluetoothモード」に、緑の時は「3.5mm AUXモード」に、紫の時は「USBオーディオモード」になります。
音量調整: 本体に付いている [+] ボタンで音量を大きく [-] ボタンで音量を小さくします。
早送り/早戻し: [+] ボタンを2秒以上押し続けると早送りに、[-] ボタンを2秒以上押し続けると早戻しになります。
再生/停止: Bluetoothボタンを押すことで再生・停止の切り替えができます。
Bluetoothペアリングモード: Bluetoothボタンを2秒以上押し続けます。
英語音声の有効化/無効化: Bluetoothモードになると流れる英語の音声は Bluetoothボタン と [-] ボタンを5秒以上押し続けることで有効化・無効化の切り替えができます。
マスターリセット: Bluetoothボタンと電源ボタンを5秒以上押し続けることで設定を初期化することができます。
Creative Stage Air V2 へ買い替えて良かった点
Bluetooth 5.3対応
Creative Stage Air V2は「Bluetoothモード」に対応しているので、パソコンのスピーカーとしてだけではなく、Bluetooth対応の音楽プレイヤーやスマホ用のBluetoothスピーカーとしても使えます。
一方、JBL Pebblesは Bluetooth に対応していません。
バッテリー内蔵
バッテリーを内蔵しているので近くに電源がなくても使えます。持続時間は使い方にもよりますが大体6時間程度みたいです。充電時間は、公式で推奨されている5V/2A(2,000mA)アダプターでおおよそ3時間です。
JBL Pebblesの場合は、Bluetoothでの使用を想定していないのでバッテリーは内蔵されていません。
モニターのスペースにピッタリ置ける
個人的には最も良かったと思う点です。JBL Pebblesはカタツムリ型をしていて横置きも可能でしたがそれでもパソコン付近が狭くなってしまいました。一方で Creative Stage Air V2 は、モニターしたの余ったスペースにすっぽり入りパソコン周りがとてもスッキリしました。
パソコンの起動時・シャットダウン時のノイズがなくなった
自分はサウンドカード(Creative Sound BlasterX AE-5 Plus)経由でスピーカーに音を出力しているんですが、JBL Pebblesを使用していた時はパソコンの起動時・シャットダウン時にノイズに悩まされていました。
しかし、Creative Stage Air V2に替えたところ一切なくなりました。恐らく、JBLとCreativeは別メーカーなのでサウンドカードとスピーカーの相性の問題があったのではないかと推測していますが、詳しい原因は不明です。
音量が適正になった
JBL Pebblesはデフォルトの状態だと音量が大き過ぎるため、アプリごとに音量ミキサーで音量を最小限にしなければなりませんでしたが、Creative Stage Air V2 はそういうひと手間がなくなったことも嬉しい点の一つです。何気なく音楽を聴こうとして音声が大音量で流れてびっくりすることもなくなりました。
ケーブルの長さが長くなった
JBL Pebblesではコードの長さが約80cmと短くて、かなりパソコン本体を近づけなければならなかったのですが、Creative Stage Air V2では約1.2mと1.5倍の長さになり適切な長さになりました。
Creative Stage Air V2 の不満点
バッテリーの持続時間
不満点は特にありませんがあえて挙げるとするとバッテリー容量が2,200mAhと少なく、持続時間が6時間と短いことでしょうか。Bluetoothでの利用を考えると個人的には8時間くらいは持続してほしいと思っています。
感想
個人的にはとても素晴らしいサウンドバーだと思います。パソコン用途で使ってもよし、Bluetoothスピーカーとして使ってもよし、様々なシチュエーションで使える良いスピーカーだと思います。
コメント