わざわざ記事にする必要はないだろうとは思いますが、Linux Mint 環境で ウォークマンの Bluetooth Receiver機能を使うのは初めてだったので備忘録として書き残しておきます。環境はパソコン側が Linux Mint 21 “Vanessa” MATE Edition 64bit 、デバイス側が SONY ウォークマン NW-ZX300 Series です。
まず [メニュー] → [設定] から「Bluetooth マネージャー」を開きます。

ウォークマンのBluetooth Receiver機能を有効にした状態で「検索」をクリックします。

検索で見つかったデバイスが以下の画像のように表示されるので、右クリックのメニューから「接続」をクリックして機器同士を接続(ペアリング)させます。

接続が完了すれば、パソコンのサウンドをウォークマン経由で聴くことができます。
…がここで問題が発生しました。
ちゃんと接続されているか試しにYouTubeで動画を視聴したところ、音に雑音が入ったり音が途切れたりとかなり接続が不安定な状態。何か見落としている点でもあるのかなと何度もネットで調べてようやく原因が判明しました。
理由は本当に単純なことで、WiFi 接続で2.4GHz帯域を使っていたせいで Bluetooth 通信と干渉を起こしていただけでした。
なのでパソコンを5GHz帯域で接続し直したら問題はあっさり解決し、雑音が交じることも途中で途切れることもなくなりました。
気づいたきっかけは以下の記事です。
・他の無線LANやBluetooth機器、電子レンジなどから距離を遠ざける
https://www.aiuto-jp.co.jp/support/faq_383.php
ワイヤレス機器や電子レンジ、コードレス電話など2.4GHz帯の機器が近くにある環境で使用すると、Bluetooth通信の妨げになる場合があります。
この記事を見つけていなかったらどうなっていたことか…。
Windows では 5GHz帯をいつも使うので問題がなかったんですが、デュアルブートしてある Linux Mint では2.4GHz帯を選んでしまっていたようです。このせいで数時間、頭を悩ませる結果になりました…。2.4GHz帯域は家電でよく使われるので、くれぐれも注意してください。
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