自分はWindowsの一時ファイルや不要なキャッシュを削除するのに、イギリスのソフトウェア会社 Piriform Software Ltd が開発している CCleaner を使っています。レジストリなども綺麗に掃除してくれて非常に便利なのですが、全ての一時ファイルやゴミファイル、キャッシュなどを削除してくれるわけじゃないんですよね。
そこでこの記事では、そのような一時ファイルやキャッシュなどの削除の仕方を紹介したいと思います。環境は Windows 11 Home 23H2 です。
Windowsのクリーンアップ機能を使って削除
Windows 11 には、ゴミファイルを削除するための優秀なツールが最初から標準で用意されています。
まずは 「スタート」 → 「設定」 をクリックし「システム」を開きます。
選択肢の中からを「記憶域」選択します。
「クリーンアップ対象候補」を選択します。
「詳細オプションを表示」をクリックします。
削除したいファイルにチェックを入れて「ファイルの削除」をクリックすれば、OKです。
Windows Updateの更新プログラムのキャッシュだけで4.15GBも溜まっているとは驚きでした。
WinSxSの不要なコンポーネントファイルを削除
この作業を行うには、管理者権限でコマンドプロンプトを開く必要があります。
まず [Win] + [R] を押して「ファイルを指定して実行」を起動します。cmdと入力し [Ctrl] と [Shift] を押しながら [Enter] をタイプします。
以下のコマンドを実行して、不要なコンポーネントを確認します。
Dism.exe /Online /Cleanup-Image /AnalyzeComponentStore
WinSxSフォルダーのクリーンアップします。
Dism.exe /online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup
DNSレゾルバのキャッシュを削除
ipconfig /flushdns
Windowsストアアプリのキャッシュ削除
実行すると Windows ストアが立ち上がりますがそのまま閉じてしまって構いません。
wsreset
感想など
時間はそれほどかからず、体感では5分ちょっとくらいでした。パソコンの動作が重かったりする場合は定期的に確認して、実行してみると良いかも知れません。
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